意外なアメリカ
留学するとカルチャーショックを受けるとよく聞きますが、僕の場合は逆に「意外と日本とそんなに変わらないじゃん!」と思う事の方が圧倒的に多かったです。
これはあくまでマンハッタンでのケースなので、おそらくアメリカの他の地域ではまた全く異なる事情があると思います。
意外と日本と同じだと思ったこと
- 自己主張は激しくない→時と場合をわきまえて適度に主張する
- 空気は読む→その場の雰囲気を壊したりするようなことはしない
- 派手なパーティばかりやってるわけではない→彼らがパーティと呼んでいるのは音楽を流しながらお酒を飲んで友達と話すというようなもので、日本でも大学生がよくやる宅飲みとかとさほど変わらない
- 都心部は通勤ラッシュで電車が混んでても無理やり乗り込む
- レストランで水はタダで出てくる
イメージ通りだったこと
- 電車の運行がテキトウ→時刻表がない 乗っている途中で行き先が変わる
- デブばっかり
- 大学の事務がテキトウ
- 大学生はよく勉強する
- みんなヒップホップを聴いてる
- フレンドリー
- 電車やエレベーターは並ばない(自分より先にいた人を優先しない)
- お店で客は店員と対等な立場
- そこら中ゴミだらけ
- ピザばっかり食べてる
- マリファナは普通
- ファストフードのドリンクカップがでかい
日本との違いを感じたこと
- 街中や駅にライフル持ってる警官が沢山いる
- スーパーに陳列されている生鮮食品は普通に腐ってる
- 缶ジュースはストローを挿して飲む
- ドアがやたら重い
- 回転式ドアが多い
- 街が全体的に臭い
- こんなに汚いのにGはほとんど見かけることがない
- 教授がテキトウ
- ドライバー達は少しでも鈍臭い車を見つけるとみんなで一斉にクラクションを鳴らす
- 一方通行の道路がやたら多い
- ドライバーは信号に従うが、歩行者はほとんど無視
日本で得た(NYCでは)間違った情報
・現金はほとんど使わない→結構使う機会は多い。例えばチップの支払い、露店や中華料理屋などクレジットカードが使えないところも数多くあり、現金を持っていないと不便を感じることがよくある 割り勘するときも現金がないと困る
・バーガーがでかい、ポテトが山盛り→バーガーの大きさはそれほど変わらずポテトは日本より少し多いくらい
・日本でよく間違った英語として紹介される"Take Out"は間違っていない
・夏場の店の中は冷房はめちゃくちゃきつい→夏場の日本の薬局に比べたらそれほどでもない
今はメディアなどを通じて外国の文化について知識を得ることが多くなり、外国のことについて興味を持っていた僕も、もちろんそういう話題は結構好きでした。
でもやはりその中には偏見がかなりあります。ネットなどに書いてある情報が如何に当てにならないものが多いか実感しますし、知ったかぶりが溢れかえっていて滑稽です。また、よく「欧米」と一括りにされがちですが、多分ヨーロッパの方が日本と違う部分が多いと思います(ヨーロッパ行ったことないですが)。アメリカは人も街も日本、特に東京と結構よく似ています。ただ、僕がここで偏見だと思っていたものも、おそらくヨーロッパのどこかの国やアメリカの他の地域で当てはまるところがあるのではないかと思います。
日本で見かけたら絶対びっくりするようなシーンでも、こちらで見たら特に何も思うことなく流してしまうようなことも多いはずなので、まだ気づけていない部分も多いと思います。新しく見付け次第追加していきますね。